―――二人の姿が人ごみの中に消えてしばらくした後。
ささっ。ささっ。
巧妙に出店の影や人影を利用して姿を隠しつつ、二人を追跡する影が現れた。
まるで風のように。さりげなく。
だがしかし確実に追い続ける二つの影。
ところ変わって神社の裏。
夏祭りに神社の裏といえば古来よりやることは決まっている。
それは。
ずちゅっ、ずちゅっ、ぱんっ、ぱんっ。
肉が肉を打つ音。
「んんっ、んんんっ、んんん〜〜〜〜っっ!」
聖は神社の裏の大木にすがりつき、真っ赤な顔で涙を浮かべながら声が出そうになるのを必死で堪えていた。着ていた浴衣ははだけられ、合わせ目から豊かな乳房が覗いている。
むちむちした太股の半ばまで下ろされた下着が欲情を誘う。大木に掴まり、尻を突き出す姿勢をとらされている聖。
往人はそんな聖のくびれた腰を掴み、腰を蠢かせていた。突き入れるたびに、聖の身体が大木に押し付けられ、豊かな乳房が前後に揺れる。揺れるたびにはだけられた浴衣の合わせ目から見え隠れする乳首がエロティックだった。
そして二人の結合部からは、もう何回か終わっているのか。白い液体が纏わりついていた。
抜き差しされる度に膣内に溜まっている精液が押し出されてくる。
ぐちゃぐちゃだった。
そんな淫靡な光景を、覗いている影があった。ちょうど二人から死角になる木の陰に隠れて。それは、女の子としては短めに切った髪が活発そうな印象を与える、制服姿の少女であった。制服からするとこの近くに存在する、地元の高校の生徒らしい。
ぶっちゃけると佳乃だった。 彼女は姉と姉の夫……往人の性行為を覗き見ていた。
ハンディビデオカメラで撮影しながら。
頬を赤らめ、うっとりとした表情で撮影する。
そして彼女は小さな声で、足元にいる自分の親友……謎の毛玉生物「ポテト」に話しかける。
「……ああ、往人くんったらお姉ちゃんに抜かずの三発だなんて…… 見ているだけで濡れてくるよぉ……」
「ぴこぴこ〜」
「きっとお姉ちゃんの子宮の中は往人君の精液で一杯なんだよ…… しかも普通の精液より精子が元気一杯なんだよ……
だからお姉ちゃんの卵子が排卵された瞬間、すぐに襲い掛かって受精しちゃうんだよ…… それでお姉ちゃんは往人君の子供をお腹に宿しちゃうんだ……。卵子まで往人君に征服されてボテ腹になるんだよぉ……萌えるんだよぉ……。
きっとあたし、すぐにおばさんになっちゃうよぉ……」
言いながら興奮してきたのか、息遣いが荒くなってくる。ビデオ撮影する手にも力が篭もる。
彼女は姉が往人と結ばれてから、二人の間で性行為が行われる度にその記録を行ってきた。大好きな姉が、自分も好きだった往人と合体して子作りをする。これをビデオに収めない妹などこの世にいるはずがない。
妹としての当然の義務といえるだろう。
二人は深く愛し合っている上に、身体の相性がいいのか、よくセックスしていた。だから記録ビデオはかなり溜まってきている。
ちなみにタイトルはこんな感じだ。
「聖女医〜フェラチ王〜」
「聖女医〜胃カメラで子宮撮影〜」
「聖女医〜パイズラー〜」
「聖女医〜GUN=SYATA〜」
一連のシリーズ名・聖女医は姉の職業が医者だからということは言うまでもない。
ちなみに今回のビデオのタイトルはもう決まっていた。
『聖女医〜神社(サンクチュアリ)〜』
「聖〜〜〜〜ッ!!出すぞ〜〜〜ッッ!!」
「来てッ!!来てッ!!往人ッ!!私を妊娠させて〜〜〜ッッ!!」
<今度こそ完> ――――――
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